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私たちのくらしと丹沢

私たちのくらしと丹沢 第2部 1.増えすぎたシカ

 丹沢山地のシカは、2004・2005年(平成16・17年)度の調査では、3,700〜4,500頭といわれています。
シカが増えたことで、奥山では下草が食べられ、生きものの種類や数が減り、里山では農作物にも被害が出ています。
シカ写真
シカとともにくらすために
 現在、丹沢山地の限られた場所に、多くのシカが集まってすんでいるため、さまざまな問題を引き起こしています。そこで、シカもすめる森林を整えるなどの取組を進め、シカが限られた場所に集まってすまないようにしていかなければなりません。
シカとともにくらすために
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丹沢山地に適したシカの数を保つ必要があります
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奥山では、シカが増えて密度が高くなったため、管理捕獲によって密度を下げます。人が育てる森林では、森林の整備とあわせてシカの数を調整しながらシカもすめる森林づくりを進めていきます。里山では、農地にシカが入れないように柵をつくったり、ワナをしかけて捕獲します。このように丹沢山地の環境に適したシカの生育地の管理とシカの数の管理を行っていく必要があります。
  シカの数や生育地の環境については、調査を続けていきます。この調査により。シカの保護管理を行っていきます。
  2001〜2005年(平成13〜17年)の5年間の管理捕獲、狩猟、有害駆除をあわせたシカの捕獲数の平均は767頭になります。
   ※第2次神奈川県ニホンジカ保護管理計画より
  


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