人も自然もいきいき! 丹沢大山の自然環境の保全と再生を推進する 丹沢大山自然再生委員会
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私たちのくらしと丹沢
私たちのくらしと丹沢 第2部 2.ブナ林のピンチ
丹沢山地では、鍋割山、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸など、中央から東側の頂上に近いところで、ブナ林が枯れているのが目立っています。
立ち枯れしたブナ林(檜洞丸山頂付近)
写真提供:渡邊恒美氏
ブナ林が枯れることによる問題
※ブナハバチの幼虫(ブナの葉が大好物)
ブナの幹を登るハバチ類の大群
光化学オキシダント
窒素酸化物(NOx)などが、太陽の光で化学反応を起してできるオゾンなどの総称。光化学スモッグの原因になります。
ブナ林を元気にするために
ブナ林の元気を取り戻すために、増えすぎたシカの密度を減らすとともに、森林がなくなってしまった場所に苗木を植えたり、下草が生え若木が育つように柵をつくったりして、長い時間をかけて、ブナ林を再生する取り組みが行われています。
また、ブナ林の元気がなくなる仕組みを明らかにするために、さまざまな調査をしています。
ボランティアの人たちが、丹沢でとれた種子から育てた苗木を植えています。
シカが入れないように柵でかこんで植物を保護します。(清川村丹沢山)
ブナ林のシカの数や行動について調査していきます。
枯れてしまったブナを調査して、その原因を確かめます。
1938年(昭和13年)ころの塔ノ岳山頂付近
ブナの大木におおわれていました。
蛭ヶ岳がみえる現在の塔ノ岳山頂付近
ブナの木は、すっかり消えてしまっています。
1.増えすぎたシカ
3.渓流のピンチ