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私たちのくらしと丹沢

私たちのくらしと丹沢 第2部 5.かけがえのない生きもの

 丹沢山地の豊かな自然は、多くの生きものの命をはぐくんできました。しかし、さまざまな原因により数が減り、このままでは全滅してしまうかもしれない生きものもいます。
サガミジョウロウホトトギス
サガミジョウロウホトトギス
神奈川レッドデータブック(県RDB)絶滅危惧TB類
ヤマネ
ヤマネ 写真提供:安藤元一氏
県RDB 絶滅危惧U類
ヒダサンショウウオ
ヒダサンショウウオ 写真提供:石原龍雄氏
県RDB 絶滅危惧U類
ムラサキツリガネツツジ
ムラサキツリガネツツジ
県RDB 絶滅危惧TB類

かけがえのない生きものの問題
かけがえのない生きものの問題

丹沢の生きものたちのくらしをまもるために
 丹沢山地には多くの生きものたちがいます。丹沢の自然の中で、長い時間をかけて、生きものたちは、お互いの関係をバランスよく保ってきました。たった1種類の生きものが、丹沢から姿を消しただけでも、このバランスが崩れてしまうかもしれません。
丹沢がはぐくんできた多くの生きものを守るため、失われた森林の下草が再び生えるようにするなどして、生きものたちのお互いの関係をバランスよく保てるようにします。
食物連鎖
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レッドデータブックとは?
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 レッドデータブックとは、絶滅のおそれのある生物種をとりあげ、自然保護における優先順位を決定する手助けとなる種の分布や生息状況などの情報をまとめた本で、IUCN(国際自然保護連合)が1966年(昭和41年)に初めて作成しました。
日本においても、環境省がレッドデータブックを発行しており、各都道府県や学会においても独自のレッドデータブックが作成されています。
レッドデータブック
神奈川県では、1995年(平成7年)に「神奈川県レッドデータ生物調査報告書」が作成され、2006年(平成18年)には、4年がかりの改訂作業を経て、最新版の「神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006」が作成されました。

  


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