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活動報告 令和4年度

2022年度丹沢大山自然再生活動報告会を開催しました!
主催 丹沢大山自然再生委員会
共催 神奈川県自然環境保全センター

令和5年1月14日(土)にオンライン(ズーム&Meeting)形式で、2022年度丹沢大山自然再生活動報告会を開催しました。第一部は活動・研究発表、第二部は「丹沢大山地域のOECMを考える〜丹沢大山地域の暮らしと生物多様性の共存の方法〜」をテーマとしたシンポジウムで、基調講演と総合討論を行いました。
<第一部:活動・研究発表>
第一部は、丹沢大山で活動している6名の方から、活動内容や調査・研究について発表していただきました。丹沢大山では様々な団体が活動していますが、県民の皆さまに対して、日々の活動状況を発表する場はなかなかないので、とてもよい機会となりました。当日は、丹沢大山自然再生委員会の事務局員も発表を聴かせていただきましたが、どれも興味深い内容ばかりで、大変勉強になりました。
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2022丹沢大山自然再生活動報告会
事務局会場の様子
<第二部:シンポジウム(基調講演、総合討論)>
基調講演は環境省自然環境局自然環境計画課の小林氏と東京農工大学名誉教授の土屋氏から、OECMの概要と考え方について発表していただきました。OECMは、Other Effective area based Conservation Measures(その他の効果的な地域をベースとする手段)の頭文字から成る言葉で、2010年、名古屋で開かれた生物多様性条約締約国会議(COP10)で掲げられました。両氏の発表後、行政や団体、民間企業の方々から見たOECMの展望や現状について発表があり、それを踏まえながら総合討論をしました。まだ新しい取組みなので、様々な意見が飛び交いましたが、丹沢の自然再生についてより深く考える契機となりました。

<まとめ>
今年度の活動報告会は昨年度に引き続き、オンライン形式で開催しました。オンライン形式での開催も2回目ということで、全体的に慣れてきた印象を受けました。今後も新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されますが、オンラインツールを駆使しながら柔軟に対応しつつ、対面での開催を検討していこうと思います。

各発表の詳しい内容はこちらをご覧ください。(要旨集のPDF)

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局
2022秋 丹沢フォーラム〜里地里山の再生とあり方(様々な視点から私達の生活と森との関わりを考える)〜
主催 NPO法人 丹沢自然保護協会
共催 丹沢の緑を育む集い、丹沢大山自然再生委員会
協賛 サントリーホールディングス株式会社
協力 神奈川県自然環境保全センター

令和4年11月12日(土)にNPO法人 丹沢自然保護協会の主催により「秋の丹沢フォーラム」が開催されました。今回は丹沢の麓、里山の雑木林を歩きながら、都市周辺に残された森林の保護と利用について考えました。
今回講師として、東京農工大学名誉教授(現公益財団法人日本自然保護協会理事長)の亀山先生、神奈川県自然環境保全センター野生生物課の永田氏と自然再生企画課の田村氏のお三方を迎え、各々の専門的な視点から里地・里山の自然について、お話していただきました。

@ 秦野市名古木の棚田周辺
小田急線秦野駅に集合した約40名の参加者はマイクロバス2台に分乗して、秦野市内の棚田周辺を見てまわりました。その途中、亀山先生より、竹林について説明がありました。説明に沿って確認してみると、林内は薄暗く、他の植物が侵入してきている状況でした。亀山先生からは、昔は竹細工等で竹林を循環的に活用できていたが、現在は生活様式が代わり、その循環が上手く回っていないため、管理が難しくなってきているというお話をしていただきました。
少し先に進んでいくと、田畑が広がってきました。永田氏からは、この周辺の野生動物による農地被害について説明がありました。イノシシの捕獲わなが設置されていたのですが、イノシシの子どもは好奇心が旺盛でわなにかかりやすいため、子どもの捕獲数が多いそうですが、親が捕獲されないと個体数は減りにくいとのことでした。また、国は2013年に2023年までの10年間で、シカやイノシシを半減させる目標を掲げていますが、数を減らすだけでは不十分で、生息環境整備等の別の対策を考える必要があるとのお話がありました。丹沢の山でも、シカの増加が問題となっており、野生動物の管理をどうするか、前々から議論されてきました。今回のお話を聞いて、山だけではなく、里地・里山を含めた広域的な範囲で、野生動物の管理を考える必要があると感じました。
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里地・里山で説明を受ける様子
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イノシシの捕獲わな

A 神奈川県立いせはら塔の山緑地公園
マイクロバスでいせはら塔の山緑地公園まで移動し、園内の雑木林を散策しました。歩いている途中に、ナラ枯れ被害に遭った樹木をいくつか見つけました。その際、田村氏からナラ枯れについて説明がありました。県内では2017年に初めてナラ枯れの被害が確認されたそうです。カシノナガキクイムシという虫についているナラ菌が樹木の細胞を壊死させるため、樹木が水を吸い上げることができなくなり枯れてしまうとお話していただきました。そして、園内には燻蒸処理がされた樹木がビニールシートに覆われて管理されていました。園内の雑木林は、定期的に管理がなされており、ノガリヤス、コウヤボウキ、ヤマトリカブト、オケラ等の植物が確認できました。ちなみにオケラは、手入れされた雑木林でないと生えてこない植物だそうです。
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燻蒸処理された樹木
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園内の管理された雑木林
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園内で説明を受けている様子
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園内で確認したオケラ
今回の丹沢フォーラムでは、参加者の皆さんから度々質問があり、積極的に学んでいらっしゃる様子でした。これを機に、里地・里山の自然について理解を深めていただければ嬉しいです。
最後に、NPO法人丹沢自然保護協会の中村氏及び講師の方々から感想を述べていただきました。丹沢フォーラムは専門的な知識を持った方々から、丹沢の自然について説明していただける貴重なイベントです。興味のある方は、是非ご参加ください。どうぞよろしくお願いします。

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局
令和4年度「森林環境教育」
活動報告写真 日時/令和4年11月9日(水)
参加者/小学校5年生6名、教員1名
コース/やどりき水源林(林道コース、広場、集会棟横)
主催/NPO法人かながわ森林インストラクターの会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
植樹報告〜第46回コリドー(緑の回廊)を丹沢から〜
活動報告写真 日時/令和4年10月22日(土)
場所/菩提峠
共催/丹沢緑を育む集い、(公財)かながわトラストみどり財団、丹沢大山自然再生委員会
協力・協賛/秦野市菩提生産組合、秦野森林組合、神奈川県自然環境保全センター、坂本たまご、ウエインズグループ、サントリーホールディングス(株)、(社団)コンサベーション・アライアンスジャパン、丹沢大山ボランティアネットワーク、(公財)神奈川県公園協会、ザ・ノースフェイス
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
第12回環境登山パートU
活動報告写真 日時/令和4年10月22日(土)
場所/丹沢三ノ塔尾根標高1100m付近、二の塔山腹付近
主催/神奈川県山岳連盟
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
「ワールドフェスタ・ヨコハマ 2022」にブース出展しました!
令和4年10月8日(土)・9日(日)の2日間、山下公園にて「ワールドフェスタ・ヨコハマ2022」が開催され、委員会にご参画いただいている6団体と協力し、ブース出展を行いました。
本イベントは、委員会にご参画いただいているウエインズグループが特別協賛するイベントであり、同グループのご厚意により、委員会では例年ブース出展し、普及啓発を行っています。
ウエインズグループのホームページ
「ワールドフェスタ・ヨコハマ」のホームページ
今年は晴天に恵まれたおかげで、たくさんの来場者がブースを見に来てくださいました。

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再生委員会ブースおなじみの丹沢にすむ動物たちのはく製展示も行いました。ブース手前に設置したニホンジカについては、足を止めて観てくださる方が多くいました。
丹沢に生息する動物たちのクイズラリーも実施し、子どもから大人まで、たくさんの方にご参加いただきました。このおかげかアンケートで「丹沢の動物について分かった」と回答してくださる方がたくさんいらっしゃいました。
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興味を持ってくださった方には、パネルで丹沢の美しい写真を見ていただき、自然再生の取組や委員会の活動についてご説明しました。
また、ツキノワグマの毛皮などの展示を行い、実際に触って体験していただきました。
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そのほか、はく製との撮影コーナーの設置と、登山服などの展示も行いました。撮影コーナーでは、子どもから大人まで様々な方々に楽しんでいただくことができました。
アンケートでは「丹沢に行ったことがない」と回答された方も何名かいらっしゃいましたが、これを機にぜひ丹沢へ足を運んでいただき、登山コーナーのパネルでご説明した木製階段などを一目見ていただけると嬉しいです。
今後も神奈川の自然、丹沢の現状や取組を皆様に知っていただけるよう、委員会として普及啓発を続けていきたいと思います。
ブースにお越しくださった皆さま、多くのご支援をいただいたウエインズグループの皆さま、出展にご協力いただいた会員の皆さま、誠にありがとうございました。

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局
森の学校・夏の教室
活動報告写真 日時/令和4年8月15日(月)〜17日(水)
場所/丹沢山札掛
主催/NPO法人 丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
協力/公益財団法人神奈川県公園協会、札掛森の家
上記活動報告は「2022夏の教室 活動報告」をご覧下さい。
第12回環境登山(パートT)
活動報告写真 日時/令和4年6月18日(土)
場所/丹沢 三ノ塔、二ノ塔
主催/神奈川県山岳連盟
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
第43回2022丹沢クリーンハイク報告
活動報告写真 日時/令和4年5月29日(日)
場所/丹沢山地
主催/神奈川県勤労者山岳連盟
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
丹沢を歩く
活動報告写真 日時/令和4年5月25日(水)
場所/ヤビツ峠−札掛
主催/NPO法人 丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホーム「丹沢を歩く」活動報告をご覧下さい。
緑の祭典inはだの・県民参加の森林づくり
活動報告写真 日時/令和4年5月22日(日)
場所/秦野市菩提(緑の祭典・秦野市表丹沢野外活動センター)
内容/植栽
主催/神奈川県、秦野市、公益財団法人かながわトラストみどり財団
協賛/神奈川県森林協会、みどり会
協力/森を育む紙製飲料容器普及協議会(もりかみ協議会)、神奈川柑橘果工株式会社
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
第40回清掃登山
日時/令和4年5月7日(土)
場所/ヤビツ峠、大倉尾根 他10コース
主催/NPO法人みろく山の会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらもご覧下さい。
活動報告写真
丹沢を歩く
活動報告写真 日時/令和4年4月6日(水)
場所/ヤビツ峠−札掛
主催/NPO法人 丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホーム「丹沢を歩く」活動報告をご覧下さい。



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